ロバスト設計
典型的な構造解析では、よく起こる設計・操作環境の変化が考慮されていないため、解析結果と期待していた製品性能の間に差が生じることがあります。この差は、アプリケーションによっては非常に大きな意味を持つ場合があります。
最適化された設計が設計要件にかろうじて適合しているような場合は、技術者が設計の信頼性を評価して、信頼性の要件を最適化する必要があるかどうかを検討することが重要です。設計の信頼性が高ければ、設計・操作環境の変化が原因で設計性能に差が生じたとしても、その設計が安全であることは保証されます。
設計・操作環境の変化によって設計性能の差が許容できる限度を超えてしまった場合は、技術者にとって、ロバスト設計を見つけ出すことが非常に重要な課題となります。ロバスト設計とは、性能の差が許容できる限度内にある設計のことです。
Altair HyperStudyが提供する高度な最適化および確率統計スタディの機能は、ユーザーがサンプリング法を使用して設計の信頼性を評価し、強化された逐次最適化及び信頼性解析(SORA)を使用して信頼性の高いロバスト設計を実現するのに役立ちます。信頼性とロバスト性の評価および最適化は、非常に多くの計算を必要とするスタディです。サンプリング法とSORA法のどちらも、Altair独自のサンプリングアルゴリズムと最適化アルゴリズムの使用によって、HyperStudyで効率的に実行できるようになっています。